COBIT5が可能とするプロセス
「COBIT 5 が可能とするプロセス」は「COBIT 5」を補完し、COBITプロセス参照モデルに定義されているプロセスに関する詳細な参照ガイドである:
※ 第2章では、COBIT 5 の目的の段階的展開について要約され、事業体の目的とITに関連する目的に対する、ひと揃いの指標例で補完が行われている。
※ 第3章では、COBIT 5 のプロセスモデルが説明され、そしてその構成要素が定義されている。
※ 第4章では、このプロセス参照モデルが図解されている。
※ 第5章では、 COBIT 5 の全37プロセスについての詳細プロセス情報が記述されている。
COBIT 5 プロセス参照モデルは、事業体における、IT関連の実践と活動を2つの主要領域に分割する。ガバナンスとマネジメントである。マネジメントは複数プロセスのドメインさらに分割される:
※ ガバナンスドメインは5つのガバナンスプロセスで構成される;各プロセスの中に、評価、方向の指示、モニタリング(EDM)の実践が定義されている。
※ 4つのマネジメントドメインは、計画、構築、実行及びモニター(PBRM)の責任領域に一致している。