3. 新プロセス参照モデル

 COBIT 5は、改訂されたプロセス参照モデルに基づいており、これは新しいガバナンス・ドメインと、いくつかの新規および改訂されたプロセスであって、今、事業体の活動の隅から隅まで、つまり事業とIT機能領域をカバーするものである。

 COBIT 5はCOBIT 4.1, Val IT 及び Risk IT をひとつのフレームワークに整理統合し、現在のベストプラクティス-例えばITIL, TOGAFとの整合を図るように更新されている。

 新しいモデルは、その事業体自身のプロセスモデルと必要に応じて調整するためのガイドとして利用できる。(COBIT 4.1とちょうど同様に)