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日本ITガバナンス協会


ITGI Japan カンファレンス 2014 の見どころ

テーマ:「ITガバナンスを深く学ぶ」
〜ITリスク管理の視点を交えて〜

本年のテーマについて

日本ITガバナンス協会では、今年も“ITGI Japan Conference 2014”を開催します。今年のテーマは「ITガバナンスを深く学ぶ」としました。基調講演では、グローバルに事業を展開している企業のCIOクラスの方を毎年お招きし、グローバルITガバナンスの事例をご紹介いただいています。 午後の“海外スピーカーセッション”では、ITリスク管理に詳しい専門家から、リスク管理の視点を交えたITガバナンスについて、具体的事例を元に深く追及する場となると期待しています。


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基調講演

コニカミノルタ株式会社
IT業務改革部 ITアーキテクチュアグルーブ リーダー(部長)兼 IT企画グループ(部長)
茶谷 勉様

IT部門での経験は25年以上、販売管理システム・ロジスティックスシステム・ビジネスインテリジェンスに幅広い経験を持つ。合併後(海外)のIS/IT統合のプランニングには、販売部門での数年の職務経験が生かされている。 2009年から2012年までITセキュリティとITマネジメント、2013年からITアーキテクチャとIT企画のシニアマネージャーの任に就く。

【 講演概要 】
 タイトル:「グローバルIT戦略とITガバナンスの推進」
コニカミノルタは持続的な利益成長の実現を目指して11年度から中期経営計画「GPlan2013」を、14年度から「TRANSFORM2016」を推進している。このビジネス目標の達成に貢献するためにグローバルIT戦略を策定し、6つのテーマを複数のIT施策で実行中である。グローバルIT戦略の実行においてITガバナンスは重要な機能であるが、今回の講演ではIT施策及びITガバナンスの実行について課題も含めて紹介する。



海外スピーカセッション1

Ron Hale Ph.D., CISM(米国)
ISACA-Chief Knowledge Officer

ヘイル博士はCISM(公認インフォメーション・セキュリティ・マネージャ)で20年以上のセキュリティ分野での経験を持ち、それはあらゆる分野に及んでいる。博士はNorthrop社の防衛システム部の責任者を務めていた。そこでの責任範囲は分類済または未分類のシステムに対するセキュリティプログラムの開発・管理だったが、その他にも企業の調査、危機管理、技術的なサーベイランス対策、役員の安全確保更にセキュリティの啓蒙活動にも及んでいた。博士は銀行管理機構のリサーチマネージャーとして銀行のセキュリティや不正行為のレポートを作成し、ATMセキュリティと不正行為に関する初の研究を行った。また、Deloitte & Touche のプラクティス・ダイレクターとしてエンタープライズリスク管理について数々の大手企業へのコンサルティングも経験している。ISACAではマネージメントチームの一員としてCISMの認定プログラムの方向性について専門家のニーズに合うように各種調査活動や出版物を通して決定する責任を負っており、現在はActing CEOとしてISACAに於ける方向性の調査や知的プロダクトの開発についての責任者である。イリノイ大学で刑事司法の修士学位とウォールデン大学の公共政策および管理学部から公共政策の博士号を得ている。

【 講演概要 】
 タイトル :企業の情報及び情報技術のガバナンス:課題とアプローチ
ガバナンスは経営層や役員レベルの話題として一層その重要性が高まっている。企業の視点で見ると、情報量の激増、個人情報(privacy)への配慮、センシティブな情報の保護、更にITを如何にビジネスへ統合化するかは情報とITを異なるものとして考えるためには常に課題だといえる。企業はビックデータの利用から価値を得て新しいマーケットを展開したり顧客とより密接な関係を構築するための先進的技術として展開しようとしている。良いガバナンスは利益とリスクをバランスさせる一助となる。このセッションでは、企業の前に立ちはだかる課題(challenge)及びCOBIT5のコンセプトにある企業ガバナンスのための包括的アプローチとは何か、特に情報とITのガバナンスについて探究し且つ述べてみたい。



海外スピーカセッション2

Mr. Urs Fischer, CPA, CRISC, CISA, CIA(スイス)
Owner&CEO, fischer IT GRC Consulting & Training

ガバナンスの専門家(構想から実装まで)。ITガバナンスの深い知識、運用とITリスク管理、内部統制とインフラストラクチャーのセキュリティに実績がある。
1999年から2010年までスイス再保険会社のITガバナンスとリスク管理の責任者、副社長を務めた。またGRCコンサルタントとしてポストファイナンス、ドイツ国立銀行、「国境なき医師団」等に何度となくコンサルティングを行っている。
8年間にわたりISACAスイス支部の理事を務め、更にISACA内で教育関連や他の特命的な役割を担った。現在は、ISACA国際本部/ITGIの指名委員会委員と”COBIT5 for Risk”をレビューするSubject Matter Expertとして活躍している。ISACAからまもなく出版予定の新ガイドライン‘Risk Scenarios for COBIT 5 for Risk’.の主席開発者を努めた。

【 講演概要 】

 タイトル :IT関連ビジネスリスクの効果的マネジメント
ITリスクを効果的に管理することは情報とテクニカルリスクを戦略的企業目標の達成にリンクさせ、よりよいビジネス成果の推進に役立つ。リスクは一般的には、事象発生の可能性とその結果の組み合わせにより定義される。COBIT5 for Risk はITリスクをビジネスリスクとして定義し、特にITの使用、所有、運用、関与、影響づけ、適用に関するビジネスリスクを定義している。 今回のセッションでは”COBIT5 for Risk”の最新のフレームワークを通して、これが如何にIT関連リスクの管理に役立つかを述べる。その他、ヨーロッパや世界での最新のIT関連のビジネスリスクの懸念事項の傾向を述べる。特に力点を置いているのは「リスクシナリオの使用」である。


最後に

本カンファレンスは、これからのITガバナンスを全体最適の視点から考察する上で、絶好の機会です。多くの方々の参加をお待ちしております。

日本ITガバナンス協会について

日本ITガバナンス協会、ITGI Japanは、ISACA/ITGI国際本部が所有するITガバナンス等に係る文献の日本語訳の無償提供、知識の普及のためのカンファレンスを2006年から継続して行っている非営利のボランティア団体です。



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