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日本ITガバナンス協会


ITGI Japan カンファレンス 2013 の見どころ

テーマ:「COBIT5を更に深く探る」
〜GRCの視点を中心に〜

本年のテーマについて

ITガバナンスのフレームワーク「COBIT5」シリーズが出そろい、日本語版の翻訳も進んでいます。COBITの趣旨や開発者の思いを、私たちが十分に腹に落とし込んで活用していく時期がやってきています。日本ITガバナンス協会では、COBITの活用を中心テーマとした、“ITGI Japan カンファレンス2013”を開催します。今年も海外から2名の講師を招聘し,“Governance for Enterprise IT”及び“COBIT5 for Risk”等を題材として,企業がガバナンスをどのように構築していくか、そして、そこから価値創造にどのようにつなげていくかを皆様とともに考えていく場にしたいと考えています。


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基調講演

日産自動車株式会社
執行役員/CIO グローバル情報システム本部 本部長
行徳 セルソ様

【生年月】
1959年1月
【学歴】
1982年 サンパウロ大学卒業 建築・土木工学 学士取得
1985年 同大 会計学士取得
【教歴】
1986年-1988年 サンパウロ工科大学・サンパウロ州立大学 助教授
情報システムーインターンシップ・プログラム・担当
【職歴】 1983年12月 BRADESCO銀行, システム・アナリスト
1985年1月 アンダーセン コンサルティング (アクセンチュア), コンサルタント
1996年3月 東芝アメリカ電子部品社、情報システムディレクター
1997年12月 i2テクノロシー・ジャパン, ソリューション&サービスディレクター
2001年4月 同社 バイス プレジデント
2004年5月 日産自動車株式会社, VP グローバル情報システム本部 担当
2006年4月 同社執行役員 グローバル情報システム本部 担当
2009年6月 同社執行役員 グローバル情報システム本部 担当 兼 アライアンスマネージングダイレクター
現在に至る

横浜市に本社を置く日産自動車鰍フ執行役員でありまた、グローバル情報システム本部のCIOを務めている。加えて提携するルノー・ニッサンのマネージングダイレクターも兼ね、両社のグローバルな情報システム部門を率いている。キャリアを通して、複数の環境、特に日本での情報システムとビジネス分野をマネージするポジションを経験している。
システム・アナリストとしてキャリアをスタートした後、1985年にブラジル・サンパウロ市のアンダーセン・コンサルティングに入社した。その後、同社のシカゴオフィスに転任、1991年からは東京オフィスに勤務した。1996年からは、鞄月ナの半導体事業本部米国法人の情報システムダイレクターを経験している。日産自動車鞄社前は、i2テクノロジー社の日本法人で副社長を務めた。
ビジネス界での活動に止まらず、1986年-1988年の間にはサンパウロ工科大学の助教授として情報システムのインターシップ・プログラムのスーパーバイザーを務めている。 1959年ブラジル生まれ。サンパウロ大学で建築・土木工学及び会計学の学士号を所得している。

【 講演概要 】

 タイトル:「日産自動車におけるIT戦略とグローバルガバナンス」

日産自動車は、グローバルでのビジネス成長を目指して、中期経営計画「POWER88」を推進している。 このビジネス目標の達成に貢献するべく、グローバルIS/IT戦略「VITESSE」を策定し「価値の革新」「ITのシンプル化」「高品質サービスの実現」の3つの柱を軸に、複数のブレークスルーに挑戦している。 「VITESSE」のグローバルでの実行と管理において、グローバルガバナンスの確立と運用は、重要かつ必須の機能となっている。 今回の講演では、IS/IT戦略の内容とともに、どのようなグローバルガバナンスを、どのように機能させているかについて、具体的な事例を中心に紹介する。



海外スピーカセッション1

Mr.Brian Barnier
バリューブリッジ・アドバイザー社
主席アナリスト兼アドバイザー

ビジネス(現職:金融関連サービス)とIT(AT&T、ルーセント、IBMに勤務)という2つの分野の職歴を活かしてビジネスとITをつなぐマネジメントにユニークな見解を持ち込み、ITにより大きなビジネスの利益を得るためにその間のニーズの橋渡しを行っている。また、実践的なプロジェクトの経験、ベストプラクティスのコミッティ、調査・教育の国際的な経験を経た極めてユニークな視点の持主でもある。OCEGの最初の3人の著名なフェローとして選出され、OCEG Redbook Review コミッティに貢献し、ISACAのCOBITベースのリスクITを共著で開発した。更に、COBIT5 開発ワークショップチームに貢献し、IIAリスクリーダーシップサミットやBITS/FSの円卓会議にも参加してきている。100本を越える記事を執筆し、Taylor & Francis 、EDPACS ニュースレターの編集パネラーとして活躍し、ISACA ジャーナル、それにAssociation for Financial Professionals Risk! ニュースレターにも貢献してきた。「金融のリスク管理」(Wiley, San Francisco, 2009)、「運用リスクハンドブック」(Harriman House, London, 2011)の著作もある。過去に二度にわたりISACA IT GRC会議の議長を務め、北米CACSためのITリスクプログラムの監査の共同開発も行っている。初期のキャリアでは、州政府の金融サービス規制政策を務めた。グローバルなビジネスマンであり、財務、運用、プロダクト管理の経験を持ち9種類の技術的特許のチームリーダーも経験している。
Mail アドレスはbrian@valuebridgeadvisors.comである。


Barnier氏に聞く、最近の米株式市場の動向 投稿者 NYFP

【 講演概要 】

 タイトル :「“Managing Risk”見えなくするのかそれとも立ち向かうか?」

衆知のリスク管理方法論・ツール・技術は、ビジネス目標へのリスクについて我々が充分に認識するための手助けよりは実際にはむしろ、それを見えなくすることを議論しています。それは同時に、諸組織がどのように成熟度のステージを通過してゆくかの議論でもあります。
成長している組織が低レベル成熟度のテクニックを使い続けることは、成長した子供が以前の小さなサイズの靴をはくことと似ています。それは、転倒や落下事故のもとになります。
選んだテーマが何になるかに関らず、日本が品質管理の分野とエレクトロニクス、自動車そして「ロールプレーイング」コンピュータゲーム産業のビジネス戦略分野での初期段階でのリーダーシップを確立し、リスク管理のワールドリーダーにいかにしてなるかというポイントを幾つか含めたいと思います。



海外スピーカセッション2

Mr.Robert E. Stroud
CGEIT CRISC
CA テクノロジーズ 副社長、戦略・革新担当
ISACA ISO リエゾン サブコミッティ 議長
ISACA COBIT 促進・戦略タスクフォース議長
(現職)
CA テクノロジーズ社において戦略・革新担当副社長を務めている。サービス、ポートフォリオマネージメントを担当し、業界のベストプラクティスと戦略の開発とそれらの認知・啓蒙活動(コミュニケーション)に専念している。
ガバナンス、セキュリティ、リスク更にアシュアランス・コミュニテイの強力な提唱者で、コミュニティの責任者を務めると伴に標準やベストプラクティスの開発や認知・啓蒙(コミュニケーション)を推進している。
この4年間、ISACA国際本部副会長としてISACAの戦略アドバイザリーコミッティに貢献し、現在は同 ISO リエゾン サブコミッティとCOBIT促進・戦略タスクフォースの議長として貢献している。業界トレンドの全体評価の知見で広く知られており、数多くの標準の公布に貢献している。COBIT促進のステアリングコミッティに属し、COBIT4.0, COBIT 4.1, COBIT5, Basel II のガイダンス、COBITのフレームワークや標準へのマッピングを実施してきた。
以前は、itSMFの国際理事会の財務、監査理事、標準、コンプライアンス担当として貢献し、同 ISO リエゾンで複数のワーキンググループの一員として長年に渡り米国itSMFの理事を務めてきた。
ITIL 2011の改版プロジェクト理事会の実行メンバーとしてITIL v3の開発、アドバイザリー・グループ、助言、レビュー等の様々な役割を担ってきている。
CA社への入社前は15年ほど金融業界でITやリテール・バンキングの幾つものセキュリティ、サービスマネージメント、プロセスガバナンス関連のイニシアティブを成功させた。

【 講演概要 】

 タイトル :「適切なガバナンスになっているか?」

ガバナンス、コンプライアンス、セキュリティ、リスクは、ITとビジネスの多くの世界で時には”必要悪”として受け止められている。更に頻繁に、その導入とそれによるインパクトは急激に分裂する鋭敏な世界で革新を続けるビジネス能力への非難とさえみられている。ITが一連の複雑なコントールを導入し、それが稀にしかレビューされない事により、ITは“KNOW”の部署ではなく”NO”の部署として見られる事が多い。これらは、ガバナンス、コンプライアンス、リスク、セキュリティの活用を有効で効率的な一例とするのではなく、ビジネスのイノベーションを遅らせることなくむしろ加速させ、支援するために活用すべきものだといえる。  本セッションでは、現れつつある分裂のトレンドと市場のグローバル化を議論し、また押寄せるイノベーションと加速しているビジネス価値の助けとなるガバナンスのフレームワークにそれをどのように効果的に活用するかも論じたい。





最後に

本カンファレンスは、これからのITガバナンスを全体最適の視点から考察する上で、絶好の機会です。多くの方々の参加をお待ちしております。

日本ITガバナンス協会について

日本ITガバナンス協会、ITGI Japanは、ISACA/ITGI国際本部が所有するITガバナンス等に係る文献の日本語訳の無償提供、知識の普及のためのカンファレンスを2006年から継続して行っている非営利のボランティア団体です。



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