updated on 2018.12.24

日本ITガバナンス協会

COBIT 5とCOBIT 2019の違い

COBIT 2019の体系

1. 概念モデル
・ COBIT 2019は、十分に練り上げられた概念モデルを取り入れている。
- 全ての概念はフレームワークに使用
- 概念間の関係
・ 概念モデルはUMLモデルとして存在
・ 概念モデルは、以下を容易にする
- 新たな内容を開発する際の一貫性
- 事業体のI&Tのガバナンスに関する自動化されたソリューションの開発


2. 取り除かれたもの
 ・ フレームワークから一般的なイネーブラーモデルが取り除かれた。
  - 類似の構造はなおCOBITの概念モデルの一部にあるが、隠されており、そしてこのためCOBITはより複雑ではなく見えるようにしている。
 ・ 詳細な「イネーブラーガイダンス」もまた取り除かれ、より一層COBITを簡易化している。
 ・ プロセスゴールは取り除かれた
  - これらの役割はプロセス実行記述に取って代わられた。
 ・ COBIT 5 PAM及びISO15504 (現在のISO33000)を基礎とするプロセス能力アセスメントモデルは、CMMIにヒントを得た能力モデルに取って代わられた。


3. 名称変更されたもの、もしくは内容が変更されたもの
 ・ 「イネーブラー」は「ガバナンスシステムの構成要素」と名称変更されそれらが何を示すかについてより良い表現とした
 ・ ガバナンスシステム及びガバナンスフレームワークに関する原理は、名称変更され内容も変更された
 ・ 「IT関連ゴール」は「整合ゴール」と名称変更された。
 ・ 「プロセス」ガイダンスの構成は、「ガバナンス/マネジメント目標」として構成され、プロセスガイダンスはその(単なる)一部となり、他のガバナンス構成要素で補完されている。


4. 更新されたこと、もしくは新たにされたもの
 ・ ゴールの下方展開
 ・ ほとんどのプロセスで、プロセス関連のガイダンス(プラクティスとアクティビティ)
 ・ 各標準との相互参照
 ・ COBIT導入ガイドはデザインガイドと連携して機能するように更新された
 ・ COBIT参照モデルは、COBIT5では37のプロセスであった代わりに、今、40のガバナンス/マネジメント目標を含んでいる。
 ・ I&T関連のリスクシナリオ

5. 新規のもの
 ・ ガバナンス及びマネジメント目標の概念
 ・ 3つの追加されたマネジメント目標
  - APO14 - マネジメントされたデータ
  - BAI11 - マネジメントされたプロジェクト
  - MEA04 - マネジメントされた保証
 ・ 重点領域の概念、COBITを柔軟にし、より実践的なものに
 ・ 設計要因概念、より良く調整されたガバナンスシステムを構築することを認める
 ・ CMMIのアプローチを基礎としたプロセス能力アセスメント、プロセス活動に能力水準が割り当てられる
 ・ COBIT 2019デザインガイド


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